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イギリス流ティータイムQ&A

イギリスにはどんなティータイムがあるの?
目覚めの1杯「アーリーモーニングティー」、朝食時の「モーニングティー」、午前の一服『イレブンジズティー」、昼食時の「ランチティー」、午後の集まりに「アフタヌーンティー」、仕事の後の「ハイティー」、お休み前の「ナイトティー」等が伝統的にあります。
しかし、1人1日平均6~7杯の紅茶を飲むといわれている現在のイギリス人の大半は、特別な場合を除き、ティーバッグやマグカップを利用して、気軽に自分なりのスタイルで楽しんでいます。彼らは、時間にかかわらず、基本的にミルクティーを飲みます。そのためイギリスでは、テイスティングもふつうミルクティーで行います。
ティーパーティーにはどんなお菓子を用意すればいい?
サンドイッチやビスケット、ケーキ、スコーン、マフィン等がいいでしょう。サンドイッチは薄くてボリュームのないものがよく、具にはハム、キュウリ、チーズ、卵などがよくつかわれます。食べやすい大きさにカットしておくのがマナーです。また、スコーンやマフィンなどに自由につけて食べられるように、ジャムや生クリーム、バター、シロップなどもたっぷり用意しておきます。
アフタヌーンティーの習慣はいつどうして始まったの?
19世紀の半ばごろ、ベッドフォード公爵夫人によって始まりました。当時はディナーの時間が遅かったため、ランチとディナーの合間の空腹を満たすため、紅茶とともに軽食をとるようになったのがきっかけ。やがてこの習慣が、2時~5時ごろに親しい人を招いて、おしゃべりに興じながら楽しむパーティーへと発展していったのです。
クリームティーってどんなもの?
アフタヌーンティーを最もシンプルにしたもの。アフタヌーンティーの定番ともいえるスコーンに、ジャムとクロテッドクリームを添えてサーブされます。クロテッドクリームは、南西イングランドのデヴォン州の名産で、ジャージー種の乳牛のミルクからつくられる脂肪分の多いクリームのこと。別名をデボンジャー・クリームとも言います。
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