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テイスティング/オークションQ&A

ティーテイスターってどんなことをするの?
ティーテイスターとは紅茶鑑定人のこと。オークションに参加する業者にあらかじめ届けられる茶葉をテイスティング(鑑定)し、競り落とす茶葉を決めます。購入したら、競り落としたものがテイスティングした茶葉と同じものであるか確認します。国家資格などはなく、企業が独自に養成しています。
テイスティングはどのように行われるの?
  • 茶葉の形状や外観
  • 抽出液の水色、味、香り
  • 茶殻の状態
  • これらを基準にティーテイスターが客観的に判断します。テイスティング方法は、まず蓋つきのマグに茶葉をいれ、お湯を注ぎます。蓋をして蒸らしたら、取っ手のないカップに抽出液を注ぎ、茶殻は裏返した蓋の上に出します。口に含んで鑑定した後、抽出液は飲まずに吐き出します。
紅茶のオークションってどんなもの?
インド、スリランカ、イギリスなどで定期的に行われ、あらかじめサンプルをテイスティングした業者によって、競り落とされます。オークションには、紅茶メーカーや紅茶輸出業者が参加します。各茶園と直接取引する方法もありますが、大部分の紅茶は、オークションによって取引されています。
オークションは何のために行われるの?
オークションで高値がつけば、茶葉の品質を認められたことになるので、自信のある紅茶を作っている生産者は、自分の紅茶をオークションに出品します。そのため、オークションを通過してきた紅茶は、一般にレベルや信用性が高く、品質が保証されているのです。
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