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カモミール

おなじみのハーブは青リンゴに似た甘酸っぱい香りが特徴

カモミール
学名Matricaria chamomilla
科名キク科
利用部分
期待効果健胃作用、消化促進、
冷え性の改善、安眠効果
.

現在ほど日本でハーブが一般的ではなかったころから親しまれてきたハーブです。青リンゴに似たほのかに甘く懐かしい香りが特徴で、身体をじんわりとあたため、リラックスに誘います。もともとカモミールという名前は「大地のリンゴ」を意味するギリシャ語に由来するといわれています。
古くからヨーロッパでは、「お母さんのハーブ」、「植物のお医者さん」と呼ばれ、愛飲されてきました。それもそのはず、カモミールにはさまざまな効能が認められています。消化促進の働きや鎮静作用があり、不眠症や婦人病などにきくといわれています。また、風邪や疲れ気味のとき、気分がいらだったときやよく眠れないとき、体に冷えを感じるときなど、ちょっとした体の不調があるときにおすすめです。
カモミールティーは子供でも楽しめるお茶で、牛乳とあわせて、ミルクティーにしてもおいしいです。ただし、子宮収縮作用があるので、妊娠中は飲み過ぎないようにしましょう。
カモミールにもいくつか種類がありますが、一般的なものはジャーマン種とローマン種。どちらも見た目はあまり変わらず、リンゴに似た甘い香りがありますが、お茶としていただくならジャーマン種がおすすめ。ハーブティーにしたとき、ジャーマン種は甘く口当たりがやさしいですが、ローマン種は苦味があるからです。買うときは品種を確認してから、好みのものを選んでください。

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